この記事の最終更新日は 2018年8月14日 です。現在は状況が異なる場合がありますので予めご了承ください
異常なくらいに暑い夏が続いています。
熱中症対策で水分補給はお忘れなくですね。
危険な日焼け対策でビタミンDがかけているようです!
「ビタミンD欠乏症」ってなに?
この暑い夏「ビタミンD欠乏症」の子どもが3倍増しています。
原因は紫外線対策のやり過ぎ?
ビタミンDは、油脂に溶ける脂溶性ビタミンのひとつです。
食べ物からとるほかに、日光を浴びると私たちの体内でもある程度つくり出せるビタミンです。
今、子どもの間で「ビタミンD欠乏症」が増えているのを...4人、つまり5年間で3倍以上増加したそうです。
今日この頃のご両親は、太陽の光によるシミ・シワを嫌がったり、皮膚がん可能性をおそれるあまり、お子さまにしても日光浴するのを敬遠、その上日焼け止めをしっかりと塗りつけるかたがたくさん見られます。
尚且つ、卵や魚などの動物性タンパク質の用量が少ないと、「くる病」の可能性はより一層高まってしまいます。
「我が家は、日光浴させています」というかたに於いても注意が必要です。
ご両親が子ども世代だったその当時は、例えば、冬場は1時間日光にあたっていればビタミンDが生成されると言われていました。
現代では温暖化などの地球の環境の変動により、東京以北では足りなくなっていることが、環境省の発表で裏付けされています。
ビタミンD不足の解消は健康的な食事
ビタミンDの摂取量は一般的な健康診断の血液検査では項目として含まれていません。
ですので栄養療法をおこなっているクリニックなどに相談するのがおすすめです。
まずは直接口に入れる食べ物から、ビタミンDを摂取してほしいと思います。
ビタミンDを豊富に含む食品は比較的限られていて、魚介類、卵類、きのこ類などです。
なかでも魚介類の塩さけ100g中に23μg、しらす干し100g中に46μgとたっぷり含まれています。
子どもが1日に必要なビタミンDの量を摂取するためには何をどれぐらい食べればいい
1日に必要なビタミンDの量を15マイクログラム
それを食べもので摂取するには卵黄1個(Lサイズの卵の卵黄で重量で18gあたり1.2マイクログラムのビタミンD)+鮭40グラム(ビタミンDは約15マイクログラム)です。
- ビタミンD摂取のおススメの食べ物は「卵」と「鮭」
まとめ
太陽の光を浴びることは子どもの成長に必要です。
ですが紫外線対策のやり過ぎはよくないことが改めてわかりました。
時間帯を選んで日光にあたったり、食べ物でカバーしたりといった適度な対策です。
今年の異常な暑さの中で無理してでも日光浴をするということは危険なので注意しましょう!