スマートフォンの電池がすぐ減ると、
「使いすぎたから仕方ない」と思っていませんか?

しかし実際には、
電池の減りが早くなる原因は
単純な使用時間だけではありません。

バックグラウンドで動くアプリ、
位置情報の常時通信、
見えないシステム処理など、
気づかない部分で電池は消費されています。

本記事では、
「なぜ電池が減るのか」という本当の仕組みを、
専門知識がなくても理解できるように
わかりやすく整理して解説します。

※本記事の内容は先に動画を見ると理解しやすくなると思います。

 電池が減る本当の理由

 バックグラウンドで動いてる「見えない犯人」

スマホを触ってないのに電池が減ってる。これ、めちゃくちゃあるあるですよね。

実は、スマホって画面を消してポケットに入れてても、裏でせっせと働いてるんです。メールチェックしたり、LINEの通知を待ち構えたり、天気予報を更新したり。まるで、お店は閉まってるのに裏で在庫整理してる従業員みたいなもの。

特に厄介なのが、インストールしたまま放置してるアプリたち。使ってないのに、勝手に情報を集めたり、広告を準備したりしてます。これが電池をジワジワ削っていく。

iPhoneなら「設定」→「バッテリー」で、Androidなら「設定」→「電池」で、どのアプリがどれだけ電池を使ってるか見られます。一度チェックしてみると「え、このアプリ全然使ってないのに!」って驚くはずですよ。

位置情報は電池の大食い

GPS機能、つまり位置情報。これが実は電池を食う大きな原因なんです。

考えてみてください。スマホが常に「今どこにいるの?」って衛星と通信してるわけですから。まるでマラソンしながら「今何キロ地点?」って聞き続けてるようなもの。そりゃ疲れますよね。

地図アプリを使うときは仕方ないんですけど、問題はそれ以外のアプリ。SNSアプリとか、天気アプリとか、ゲームアプリまで位置情報を「常に」取得する設定になってたりします。

「使用中のみ許可」に変えるだけで、電池の持ちが全然変わります。本当に常に位置情報が必要なアプリって、実はそんなに多くないんですよね。

 通知をオンにしすぎ問題

ピコン、ピコン、ピコン。

通知が来るたびに、スマホは画面を光らせたり、音を鳴らしたり、振動させたりします。これ、一回一回は小さなことなんですけど、積み重なると結構な電力消費になるんです。

しかも通知が来るってことは、アプリがバックグラウンドで「新しい情報ないかな?」って常にチェックしてるってこと。これがまた電池を削る。

正直、全部の通知が必要かって言われたら、そうでもないですよね。ニュースアプリの速報とか、使ってないゲームの「ログインボーナスがもらえます!」とか。通知をオフにするだけで、電池の減りが穏やかになります。

充電の仕方で寿命が変わる

100%まで充電するのは実は良くない

これ、知ってました?フル充電って、電池にとっては結構なストレスなんです。

電池の中では化学反応が起きてるんですけど、100%まで充電するとその反応が激しくなりすぎちゃう。例えるなら、お腹いっぱい食べ過ぎて苦しい状態を毎日続けてるようなもの。

逆に0%まで使い切るのも良くないんです。電池が「もう無理!」って悲鳴をあげてる状態ですからね。

理想は20%〜80%の間で使うこと。最近のスマホには「バッテリー充電の最適化」みたいな機能があって、80%くらいで充電を一旦止めて、朝起きる時間に合わせて100%にしてくれたりします。これ、めちゃくちゃ賢い機能なので、オンにしておくといいですよ。

 充電しながら使うのはNG

寝る前にベッドで充電しながら動画見る。これ、やってる人多いんじゃないでしょうか。私もよくやってました。

でもこれ、電池にとっては最悪なんです。充電しながら使うと、電池が熱を持ちやすくなる。で、熱は電池の大敵。電池の劣化を早める一番の原因と言ってもいいくらいです。

ホットプレートで料理しながら、その上に氷を置いてるようなもの。電池は充電で熱くなろうとしてるのに、使用することでさらに熱くなる。内部で化学反応が暴走気味になっちゃうんですね。

特にゲームとか動画とか、重たい処理をしながら充電するのは避けたほうがいいです。充電中はできるだけ放置。これが電池を長持ちさせる秘訣です。

 急速充電は便利だけど...

最近のスマホ、30分で50%とか充電できたりしますよね。便利なんですけど、これも電池には負担なんです。

急いでご飯を流し込むのと、ゆっくり味わって食べるの、どっちが体に優しいかって考えたら分かりますよね。電池も同じです。

毎日急速充電してると、電池の寿命が短くなります。時間があるときは普通の充電器を使う。急いでるときだけ急速充電。このメリハリが大事です。

環境も電池に影響する

暑さと寒さに弱い電池

真夏の車の中にスマホを置きっぱなしにしたこと、ありませんか?あれ、本当に危険です。

電池は熱に弱い。高温になると内部の化学反応が活発になりすぎて、劣化が一気に進みます。40度を超えるような環境に長時間置くのは、電池の寿命を縮めてるようなもの。

逆に寒すぎてもダメ。冬にスキー場でスマホを使おうとしたら、急に電池残量が減ってたり、シャットダウンしたり。これ、電池が寒さで一時的に性能を落としてるんです。

人間が快適に感じる温度が、実は電池にとっても快適。20度前後が理想的です。夏は直射日光を避ける、冬はポケットに入れて体温で温める。これだけでも違いますよ。

 電波が弱い場所では電池が減りやすい

地下とか、山の中とか、電波が弱い場所でスマホを使うと、電池の減りが早い。これ、経験ありません?

実はスマホって、電波が弱いと「もっと強く電波を出さなきゃ!」って頑張っちゃうんです。まるで、騒がしい居酒屋で大声を出して会話してるようなもの。そりゃ疲れます。

圏外の場所に長時間いるなら、いっそ機内モードにしちゃったほうが電池の節約になります。どうせ電波が届かないなら、探すのをやめちゃえってことですね。

 意外と知らない電池の豆知識

電池には寿命がある

当たり前のようで、意外と意識してない人が多いんですけど、電池には寿命があります。

スマホのリチウムイオン電池は、だいたい500回くらい充電すると、新品のときの80%くらいの容量になると言われてます。毎日充電してたら、1年半くらいで劣化が目立ってくる計算ですね。

「前は2日持ったのに、最近1日も持たない」って感じたら、それは使いすぎじゃなくて、単純に電池が劣化してる可能性が高いです。

iPhoneなら「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で、最大容量が確認できます。85%を下回ってたら、そろそろ交換を考えてもいい時期かもしれません。

 省電力モードは本当に効果がある

「省電力モード」とか「低電力モード」って、なんとなく使ってる人も多いと思うんですけど、これ本当に効果あります。

このモード、単に画面を暗くするだけじゃないんです。バックグラウンドの通信を制限したり、アニメーションを減らしたり、メールの自動取得を止めたり。いろんなことを同時にやってくれます。

「電池が20%切ったら自動でオンになる」って設定にしてる人が多いと思うんですけど、実は普段から使っても全然問題ないんですよ。多少動作が遅くなるかもしれませんが、気にならないレベルです。

私は最近、朝から省電力モードにしてます。そうすると夜まで余裕で持つので、充電の心配がなくなって快適です。

 ダークモードは電池の節約になる(機種による)

黒い背景のダークモード。目に優しいだけじゃなくて、実は電池の節約にもなるんです。ただし、これは機種によります。

有機EL(OLED)のディスプレイを使ってるスマホの場合、黒い部分は本当に光ってないんです。つまり電力を消費してない。白い画面と黒い画面では、消費電力が全然違います。

でも液晶ディスプレイの場合は、黒でもバックライトが点いてるので、あんまり効果がないんですよね。

自分のスマホがどっちか分からない人は、真っ黒な画面を表示してみてください。完全に真っ黒なら有機EL、なんとなく光ってる感じがしたら液晶です。有機ELならダークモードにする価値、大ありですよ。

今日から実践できる電池長持ち術

使ってないアプリは削除かオフ

スマホのホーム画面、アプリでいっぱいになってませんか?

インストールしたけど結局使ってないアプリ、結構あるはずです。そういうアプリって、使ってないのにバックグラウンドで動いてたりします。思い切って削除しちゃいましょう。

削除するのが不安なら、通知をオフにするだけでもOK。「設定」から各アプリの通知を見画面の明るさを見直す

スマホの電池で一番消費するのは、実はディスプレイなんです。

自動調整にしてる人が多いと思うんですけど、それでも明るすぎることがあります。室内なら、思ってるより暗くても十分見えるんですよね。

手動で少し暗めに設定してみてください。最初は「暗いかな?」って思っても、すぐ慣れます。これだけで電池の持ちが1〜2時間変わることもありますよ。

Wi-Fiとモバイルデータの使い分け

家にいるのにWi-Fiをオフにしてたり、外出中なのにWi-Fiをオンにしてたり。これ、地味に電池を消費します。

Wi-Fiをオンにしてると、スマホは常に「接続できるWi-Fiないかな?」って探してます。外出中にこれをやってると、無駄に電池を使っちゃう。

逆に家にいるのにモバイルデータ通信を使ってると、Wi-Fiより電力を食います。面倒でも、家ではWi-Fi、外ではWi-Fiオフ。この習慣をつけると、確実に電池が長持ちします。

スマートフォンの不調は、
「古いから」「使いすぎだから」と単純に判断できないことが多くあります。
あわせてこちらの記事もご覧ください。
▶スマホが重い原因は、古いからじゃありません

スマホが重い原因は、古いからじゃありません

まとめ:電池と上手に付き合おう

電池が減るのは、動画を見すぎたりゲームをやりすぎたりするせいだと思ってた人、多いんじゃないでしょうか。

でも本当の原因は、見えないところで動いてるアプリだったり、位置情報だったり、充電の仕方だったり。使いすぎよりも、使い方や環境のほうが影響が大きいんです。

バックグラウンドのアプリを整理して、通知を見直して、充電は20%〜80%の間を意識する。暑すぎる場所や寒すぎる場所を避けて、電波の弱いところでは機内モードを使う。これだけで、電池の持ちは驚くほど変わります。

スマホの電池って、ちょっとした工夫で寿命も伸びるし、1日の持ちも良くなる。「また充電切れ?」ってイライラすることも減りますよ。今日紹介したこと、全部やる必要はありません。できそうなものから一つずつ試してみてください。きっと「へぇ、本当に違う!」って実感できるはずです。

タグ