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Vrewで"話すのが苦手な私"がナレーション動画を作れた日|声に自信がなかったのに続けられた理由
触れたきっかけと思ったこと
「動画投稿してみたいな」って思ったのは、去年の秋のことだった。仕事でプレゼンをする機会が増えて、資料作りにはそれなりに自信がついてきたんだけど、いざ人前で話すとなると、もう本当に声が震えてダメだった。会議のたびに「もっと上手に伝えられたら」って悔しくて、何か練習方法はないかなって探していたんだ。
そんなとき、YouTubeで見つけた解説動画がすごく分かりやすくて。画面に図が映っていて、落ち着いたナレーションが流れていて、顔出しもしていない。「これなら私にもできるかも」って思った。人前で話すのは苦手だけど、文章なら伝えたいことをちゃんと整理できる。動画編集の練習にもなるし、自分のペースでナレーション練習もできるんじゃないかって。
でも問題があった。私の声、本当に自信がないんだ。録音した自分の声を聞くと、なんだか頼りなくて、抑揚もなくて、「こんな声で説明されても説得力ないよな」って落ち込んでしまう。学生時代、音読で当てられるのが一番嫌いだった。声が小さいってよく言われたし、録音した声を聞き返すたびに「変な声」って思ってしまう癖がついていた。
それでも何か始めたくて、動画編集ソフトを調べ始めた。最初は有名なソフトを試したんだけど、機能が多すぎて何から手をつけていいか分からない。字幕を入れるのも一苦労で、タイミングを合わせるのに何時間もかかってしまった。「これ、私には無理かも」って諦めかけていたとき、たまたまSNSで「Vrew」っていうアプリの投稿を見つけたんだ。
AIが自動で字幕をつけてくれるとか、音声合成でナレーションも作れるとか書いてあった。正直、最初は「そんな都合のいい話あるの?」って半信半疑だった。でも無料で使えるって書いてあったから、「ダメ元で試してみるか」って軽い気持ちでダウンロードしてみた。起動してみると、思っていたよりシンプルな画面で、なんとなく使えそうな予感がした。これが私とVrewの出会いだった。
最初に戸惑った体験
実際に使い始めてみると、最初から戸惑いの連続だった。まず何を作ればいいのか分からない。「動画を作る」って漠然と思っていたけど、具体的なテーマも決めていなかったし、どういう流れで作業すればいいのかも全然イメージできていなかった。
とりあえず、自分が詳しい分野で簡単な解説動画を作ってみようと思った。私は趣味で観葉植物を育てているから、「初心者向けのモンステラの育て方」みたいなテーマならなんとかなるかなって。スマホで撮った植物の写真をいくつか用意して、説明文も書いてみた。文章にするのは得意だから、ここまではスムーズだった。
問題はここからだった。Vrewを開いて、まず「新しいビデオで始める」を選んだんだけど、そこから先の選択肢が多すぎて混乱した。「音声ファイルから作る」「動画ファイルから作る」「テキストから作る」って、どれを選べばいいの? 私は写真と文章があるだけで、音声も動画もないんだけど...って途方に暮れた。
結局、いろいろクリックしてみて「テキストから作る」を選んだ。そうすると空白の画面が出てきて、そこに文章を入力できるらしい。さっき書いた説明文をコピペして、「これで進められるのかな」って不安ながら次へ進んだ。すると、音声合成の選択画面が出てきた。ここで初めて「あ、自分で声を録音しなくても、AIの音声で読み上げてくれるんだ」って理解した。
音声の種類がたくさんあって驚いた。男性の声、女性の声、トーンも速度も選べる。試しに一つ選んで再生してみたら、確かに人工的な感じはあるんだけど、思っていたよりずっと自然だった。「ロボットっぽい声だったらどうしよう」って心配していたけど、普通に聞ける品質で安心した。
でも、ここで新たな問題が発生した。写真を入れる方法が分からない。テキストが音声になって、字幕も自動で表示されているのは嬉しいんだけど、画面が真っ黒のまま。これじゃ解説動画にならない。マニュアルを読んでも、専門用語が多くて頭に入ってこない。「タイムライン」「クリップ」「レイヤー」って言われても、動画編集初心者の私にはピンとこなかった。
結局、YouTubeでVrewの使い方を解説している動画を探して見た。そうしたら、画面右側に画像を追加するボタンがあって、そこから写真を挿入できるって分かった。「なんだ、ここか」って拍子抜けしたけど、初心者にはそういう基本的なことすら分からないんだよね。
なんとか写真を配置して、テキストと音声と画像が揃った。再生してみると、一応動画っぽくなっている。でも、なんか物足りない。切り替わりが急すぎるし、音声のスピードも微妙にずれている気がする。BGMも入れたいけど、どこから入れるの? フォントも変えたいけど、設定はどこ? やりたいことは山ほどあるのに、一つ一つ調べながら進めるから、最初の5分の動画を作るのに丸一日かかってしまった。
完成した動画を見て、正直「う〜ん...」って感じだった。内容は悪くないと思うんだけど、なんだか素人っぽさが拭えない。友達に見せる勇気もなくて、結局パソコンの中に保存したまま誰にも公開しなかった。それでも「一応形にはなったんだから、悪くないか」って自分を慰めていた。
試行錯誤しながら気づいたこと
一本目の動画を作り終えて、しばらく放置していた。「やっぱり私には向いてないのかな」って諦めかけていたんだけど、数週間後、また挑戦してみたくなった。一度作ったことがあるから、二本目はもう少しスムーズにできるんじゃないかって期待もあった。
今度は料理のレシピ動画を作ってみることにした。得意な煮物の作り方を、写真と文章で説明する形式。前回の反省を活かして、今度はもう少し丁寧に作業を進めてみた。そして、ここでいくつか重要な気づきがあったんだ。
まず気づいたのは、文章の書き方で動画の印象がまったく変わるということ。最初は説明書みたいな硬い文章を書いていたんだけど、それをAI音声で読み上げると、すごく無機質に聞こえてしまう。「大根は2センチの厚さに切ります」じゃなくて、「大根は、だいたい2センチくらいの厚さに切ってください」って、語りかけるような文章にすると、同じAI音声でも温かみが出る気がした。
それから、文章を短く区切ることも大事だって分かった。一文が長いと、音声も途切れずに続いてしまって、聞いている方が疲れる。句読点を意識的に増やして、「ここで一息」っていうタイミングを作ると、ずっと聞きやすくなった。Vrewは句読点のところで自動的に間を作ってくれるから、文章の書き方次第で音声のリズムをコントロールできるんだって気づいた。
AI音声の選び方も工夫してみた。最初はなんとなく選んでいたんだけど、内容によって合う声が違うんだよね。料理のレシピみたいな親しみやすい内容なら、少し明るめのトーンの女性の声がいい。逆に、ビジネス系の説明なら、落ち着いた男性の声のほうが説得力がある気がする。声の速度も、標準より少しゆっくりめに設定すると、初心者向けの解説には向いている。
画像の配置にも気を配るようになった。ただ写真を並べるだけじゃなくて、説明している内容に合わせて、見せたい部分がしっかり映るようにトリミングする。「ここでこの角度の写真があれば分かりやすいのに」って気づくと、次からは撮影の段階で意識するようになった。動画を作ることで、逆に撮影スキルも上がっていくのが面白かった。
でも、一番大きな気づきは、「完璧を目指さなくていい」ってことだった。最初は「プロみたいな動画を作らなきゃ」ってプレッシャーを感じていたんだけど、そもそも私は趣味で始めたんだし、練習のために作っているんだから、少しくらい下手でもいいじゃんって思えるようになった。実際、YouTubeには素人が作った動画もたくさんあって、それでも役に立っていたり、温かいコメントがついていたりする。
三本目、四本目と作っていくうちに、だんだん作業のスピードも上がってきた。最初は丸一日かかっていたのが、数時間でできるようになった。Vrewの操作にも慣れてきて、「あ、この機能便利」って発見することも増えた。たとえば、字幕の位置を自由に変えられるとか、画像にズーム効果をつけられるとか、BGMの音量を細かく調整できるとか。使い込むほどに、自分なりの表現の幅が広がっていくのが楽しくなってきた。
自分なりに工夫したポイント
何本か動画を作るうちに、「もっとこうしたい」っていう欲が出てきた。ただ情報を伝えるだけじゃなくて、見ている人が飽きない工夫とか、分かりやすさを追求したくなったんだ。そこで、自分なりにいろいろ試してみることにした。
まず力を入れたのは、オープニングの作り込み。最初の5秒で「この動画、見る価値あるな」って思ってもらえないと、すぐに離脱されてしまう。だから、冒頭には必ず「今日は○○について説明します」っていう明確な宣言を入れるようにした。そして、そこに合わせてタイトル画像も作った。Vrewの中でテキストを大きく表示させて、色を変えたり、アニメーションをつけたりして、ちょっとした演出を加えた。
ナレーションの「間」も意識するようになった。AI音声は自動で読み上げてくれるけど、説明の区切りで少し長めの間を入れると、視聴者が理解する時間を作れる。Vrewでは、テキストの行間を空けることで、その部分の無音時間を調整できる。たとえば、重要なポイントを言った後に、一行空白を入れてから次の文章を続けると、自然な「ため」ができる。
BGMの使い方も工夫した。最初はずっと同じBGMを流していたんだけど、それだと単調になってしまう。だから、シーンによって音楽を変えてみた。導入部分は明るめの音楽、説明部分は落ち着いた音楽、まとめは少しテンポの速い音楽、みたいに。Vrewには音楽素材もいくつか入っているし、フリー素材サイトからダウンロードしたものも使えるから、選択肢はたくさんあった。
効果音も積極的に取り入れるようになった。画面が切り替わるときに「シュッ」っていう音を入れたり、重要なポイントで「ピコーン」って音を入れたり。ほんの小さな音なんだけど、これがあるだけで動画のテンポが良くなるし、見ている人の注意を引ける。Vrewの素材ライブラリにも効果音があるから、それを活用した。
字幕の見せ方にもこだわった。ただ画面下に文字を表示するだけじゃなくて、強調したい言葉だけ色を変えたり、サイズを大きくしたり。Vrewは字幕を一つ一つ編集できるから、キーワードだけ黄色にするとか、数字を赤くするとか、細かい調整ができる。これをやると、視覚的に情報が入りやすくなるんだよね。
画像の見せ方も進化させた。静止画をただ表示するだけじゃなくて、少しずつズームインさせたり、スライドで動かしたり。Vrewにはアニメーション機能があるから、写真に動きをつけることができる。これだけで、動画のクオリティがグッと上がった気がする。
あと、自分の声をどうするか悩んだ時期もあった。AI音声に慣れてきて、「やっぱり自分の声で録音したほうが、温かみが出るかな」って思ったこともある。試しに、一部だけ自分の声で録音してみたんだけど、やっぱり聞き返すと恥ずかしくて。声の抑揚も上手くつけられないし、噛んだりするし。「まだ私には早いな」って思って、引き続きAI音声を使うことにした。
でも、AI音声だからこそできる工夫もある。たとえば、同じ内容を違う声で録音してみて、どちらが合うか比較できる。自分の声だとそうはいかないけど、AIなら何度でも声を変えられる。男性の声と女性の声、明るいトーンと落ち着いたトーン、いろんなパターンを試して、一番しっくりくるものを選べるのは大きなメリットだった。
こうやって工夫を重ねていくうちに、自分の中で「これが私のスタイル」っていうのが見えてきた。派手な演出はしないけど、情報は整理されていて分かりやすい。親しみやすいトーンで、でも内容はしっかりしている。そういう動画を目指すようになった。
日常や生活でどう変わったか
動画作りを続けるうちに、思いがけない変化が日常生活にも現れ始めた。最初は単なる趣味のつもりだったのに、気づけば物事の見方や考え方まで変わっていたんだ。
まず、情報を整理する力がついた。動画を作るには、伝えたいことを明確にして、順序立てて説明する必要がある。「これを伝えるには、まず何を説明して、次にどう展開するか」って考える癖がついた。仕事でプレゼン資料を作るときも、以前よりずっとスムーズに構成が組めるようになった。上司からも「最近、資料が分かりやすくなったね」って褒められて、嬉しかった。
話し方も変わった。自分の声で録音はしていないけど、AI音声用の文章を書くときに、「どういう話し方が聞きやすいか」を常に意識するようになった。それが普段の会話にも影響して、以前より区切りを意識して話すようになった気がする。会議で説明するときも、一文を短くして、要点を明確にすることを心がけるようになった。相手の反応も前より良くなった気がする。
観察力も上がった。動画用の写真を撮るようになってから、「どの角度から撮ったら分かりやすいか」「どの瞬間を切り取るべきか」を考えるようになった。それが普段の生活でも活きていて、たとえば旅行先で写真を撮るときも、構図やタイミングを意識するようになった。友達からも「最近、写真上手くなったね」って言われた。
時間の使い方も変わった。以前は休日、なんとなくSNSを見て時間を潰すことが多かったんだけど、今は「次はどんな動画を作ろうかな」って考えたり、素材を撮りに出かけたりすることが増えた。趣味に時間を使っているという実感があって、充実感がある。
自信もついた。これが一番大きな変化かもしれない。「私、話すの苦手だし」って、ずっとコンプレックスだったんだけど、動画という形で自分の考えを表現できるようになって、「私にもできることがあるんだ」って思えるようになった。声は苦手だけど、文章と画像で伝える方法があるじゃんって。自分に合った表現方法を見つけられたことが、すごく嬉しかった。
周りの反応も変わった。最初は誰にも見せていなかった動画だけど、何本か作った後、勇気を出して親しい友達に共有してみたんだ。「すごいね、分かりやすい!」って言ってもらえて、めちゃくちゃ嬉しかった。「私も作ってみたい」って興味を持ってくれた友達もいて、Vrewを紹介したりもした。
仕事でも活用するようになった。社内で簡単なマニュアルを作る機会があって、「動画にしたら分かりやすいんじゃないか」って提案してみたら、採用された。業務の手順を画面キャプチャと説明文で動画にして、Vrewで字幕とナレーションをつけたら、すごく分かりやすいマニュアルができた。新人研修でも使ってもらえることになって、「これ作ったの私なんです」って誇らしい気持ちになった。
家族との関係も少し変わった。実家の母に、料理のレシピ動画を送ったら、すごく喜んでくれた。「お母さん、これ作ってみたよ」って写真を送ってくれたときは、本当に嬉しかった。離れて暮らしているから、なかなか直接教えることはできないけど、動画ならいつでも見返せるし、分かりやすいって。「今度は○○の作り方も教えて」ってリクエストももらった。
新しいコミュニティにも参加するようになった。動画編集や情報発信に興味がある人たちのオンラインコミュニティを見つけて、参加してみた。そこでは、みんな自分のペースで創作を楽しんでいて、互いの作品を見せ合ったり、アドバイスし合ったりしている。「顔出しなし、声出しなしでも、こうやって表現できるんですよ」って自分の経験をシェアしたら、同じように悩んでいる人から感謝のメッセージをもらえた。
続けてみて見えてきたこと
半年ほど続けてみて、いろんなことが見えてきた。最初は「動画を作る」こと自体が目的だったけど、今は「何を伝えるか」「誰のために作るか」を考えるようになった。
一番実感しているのは、「完璧じゃなくても価値がある」ということ。プロのクリエイターみたいな洗練された動画は作れないけど、それでも誰かの役に立てることがある。むしろ、素人っぽさが親しみやすさにつながることもある。「この人も初心者なんだな、私にもできそう」って思ってもらえたら、それはそれで意味があるんじゃないかって。
それから、「声に自信がない」っていうコンプレックスが、実はそんなに大きな問題じゃなかったんだって気づいた。確かに、自分の声で話せたらもっと表現の幅は広がるかもしれない。でも、AI音声を使っても、伝えたいことは伝えられる。むしろ、声のコンプレックスから解放されて、内容に集中できるようになった。「何を話すか」のほうが「どう話すか」より大事なんだって、今なら分かる。
継続することの大切さも実感した。最初の一本目は本当に下手だった。見返すと恥ずかしくなるくらい。でも、諦めずに二本目、三本目と作り続けたから、少しずつ上達できた。もし一本目で「やっぱり無理」って諦めていたら、今の自分はなかった。下手でもいいから続けること、それが成長につながるんだって実感した。
ツールの選択も大事だって分かった。もし最初に使った動画編集ソフトが複雑すぎるものだったら、きっと挫折していた。Vrewは初心者にも使いやすくて、字幕やナレーションの自動生成機能があるから、ハードルが低かった。「自分に合ったツールを見つけること」が、継続するための鍵だと思う。
表現方法は一つじゃないってことも学んだ。世の中には、顔出しして話すYouTuberもいれば、顔も声も出さずに文字だけで伝えるクリエイターもいる。どれが正解とか、どれが優れているとかじゃない。自分に合った方法で、伝えたいことを伝えられればいい。私は声が苦手だから、テキストと画像とAI音声で表現する。それが私のスタイル。
失敗も経験の一部だって思えるようになった。編集ミスで変な動画ができたこともあるし、説明が分かりにくくて友達に指摘されたこともある。でも、そういう失敗から学ぶことのほうが多かった。「次はこうしよう」って改善点が見えるから、失敗も成長のチャンスなんだって。
自分の可能性も広がった気がする。半年前の私は、「話すのが苦手だから、プレゼンも苦手、動画も無理」って決めつけていた。でも、実際にやってみたら、自分なりの方法で表現できた。「苦手」を理由に挑戦しないのは、もったいないことだったんだなって。他にも、「私には無理」って思い込んでいることがあるかもしれない。挑戦してみる価値はあるんじゃないかって思えるようになった。
今では、週末に一本は動画を作るのが習慣になっている。テーマを考えるのも楽しいし、構成を練るのも楽しい。編集作業は時間がかかるけど、没頭できる時間が心地いい。完成した動画を見返して、「今回はここが上手くいった」「次はここを改善しよう」って考えるのも楽しい。
最近は、もっと多くの人に見てもらいたいって思うようになった。YouTubeに投稿することも考えている。再生回数とか登録者数とか、そういう数字を追いかけるつもりはないけど、「この情報、誰かの役に立つかもしれない」って思えるものができたら、シェアしたい。自分と同じように、「声に自信がないけど、何か発信したい」って思っている人の背中を押せたら、嬉しい。
まとめ
「話すのが苦手な私でも、動画が作れた」。半年前の自分に言っても、きっと信じてもらえないと思う。でも、本当にできたんだ。Vrewというツールと出会って、試行錯誤しながら続けてきたことで、自分なりの表現方法を見つけられた。
声に自信がないことは、今でも変わらない。録音した自分の声を聞くと、やっぱり「うーん...」って思ってしまう。でも、それでいいんだって思えるようになった。AI音声を使えば、内容に集中できる。伝えたいことをしっかり伝えられれば、自分の声じゃなくてもいい。そう思えるようになったことが、私にとって大きな変化だった。
動画を作る過程で学んだことは、動画制作のスキルだけじゃない。情報を整理する力、計画を立てる力、最後までやり遂げる力。それに、「完璧じゃなくても始めていい」「自分に合った方法を見つければいい」っていう考え方。これは、動画作り以外のいろんなことにも応用できる。
今、私は週末に動画を作るのが楽しみになっている。新しいテーマを考えるとき、撮影するとき、編集するとき、それぞれの工程に楽しさがある。完成した動画を誰かに見てもらって、「分かりやすかった」「参考になった」って言ってもらえると、本当に嬉しい。
もし、この記事を読んでいるあなたが、「動画作りに興味はあるけど、声に自信がない」って悩んでいるなら、伝えたい。大丈夫、あなたにもできる。私にできたんだから。Vrewみたいな便利なツールもあるし、自分の声じゃなくても表現する方法はある。完璧を目指さなくていい。下手でもいいから、まず一本作ってみること。そこから見える景色が、きっとある。
私はこれからも、自分のペースで動画を作り続けると思う。いつかYouTubeにも投稿してみたいし、もっといろんなテーマに挑戦してみたい。声は相変わらず苦手だけど、それでもできることはたくさんある。そう信じて、これからも楽しみながら続けていきたい。
声に自信がなくたって、伝えたいことがあれば大丈夫。あなたにも、きっとあなたなりの表現方法が見つかるはず。私がそうだったように。


